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笹島 陽子

コンクールは苦手です

更新日:5 日前

小学3年生の時に、新しく代わったばかり先生に誘われて、ピアノオーディションを受けてたまたま受かったことがあります。

ただ、その後一度もコンクールもオーディションも出たことがありませんでした。

どうしてかというと、受かったあとのコンサートでドレスを着るのが必須!ただ今と違い、ネットで購入やオークション&古着屋さんにドレスなどもなく、貸衣装屋さんでドレスを借りるしかない。見にいったけど、ものすごく高くて、家族や親戚中とも音楽には疎い、ドレスを借りたいなんて言えない状況。断念して母曰くちょっとしたおでかけ服でコンサートに出ました。


そうしたら、当日のコンサートはみんなドレスで服の人は私だけ・・・。

弾く以前にびびってしまい、演奏以前に私には、無理な世界だ、もう二度と出ないと決意して大人になりました。

ただ、ピアノの級の試験(ヤマハピアノグレード)は部屋も小さいし?、ピアノ曲を弾く以外の項目もあり、観客もいないからか、緊張はしますが、私には合っていたのか、その勉強は楽しかったです。


学生の時もオーディションをドレスのこともあり?(ただ単にレベルに達してないとも・・)回避していましたが、コンクール&オーディションを受け始めたのはここ7~8年前から。

ある方の何気なく

「モーツァルト弾いてるなら、今年のオーディションはモーツァルトだから出たら?」

の言葉から

「それなら、負担ないかも」

っと軽い気持ちで応募がきっかけです。


昨日も久々にコンクールに。結果はどうであれ、自分の納得する演奏をするが目標!


ただ現実は、一曲目の最初少ししたところでずっこけ、頭が真っ白になり、最初からやり直しました。その後はだんだん暴走して・・・終わりました。

苦手な2曲目ばかり練習していたからか、そちらは止まらずには弾けました。。

すぐ帰りたい気分でしたが、講評(審査員のお手紙)は欲しいので残ることに。


やっぱりコンクールは苦手です。

が、そのためにいつも以上に練習するのでさぼるのが得意な私にはつらいけど、いい手段と思うことにしています。


あっ、今回のコンクールの服装はG◯とユ◯ク◯で、私の中ではシンプルにおしゃれ。

以前は、人前で出るには、ドレスをと思っていましたが、今年の秋にあった浜松国際ピアノコンクールの優勝者の方の演奏を夏に聞いた時に、お若いのにシンプルな上下黒でパンツ姿。

だったんですが、演奏が物凄い!

それまで、シューベルトが弾くのも聞くのもあまりピンと来なかったのが、初めて素敵!って思う演奏で。その方のマネをしてみました。

今回のコンクールでは、ドレスのトラウマが少し薄まった気がするのが収穫です。

第15回日本バッハコンクール金沢地区大会の看板です
いざ会場へ


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